検査にかかる時間
長時間にわたる測定は、お客様に負担がかかるだけでなく、返答も次第に曖昧になってしまいがちです
15分から20分位で、必要充分な検査をおこなうよう努めています
問診は、時間に含めません
たっぷりお話を聞きたいと考えています
視力検査の流れ
1. 問診 (お客様がどういったメガネを必要としているか判断します)
- どんな時に見づらく感じますか?
- 目の疲れ・肩こり・頭痛・物が二重に見える・遠近感がつかめない等の症状がありますか?
ご要望をじっくりと、お聞きします
- 趣味の楽器演奏で楽譜と指揮者を見たい
- 釣りをする時、水面のギラギラを抑えて水中の魚をハッキリ見たい
- 運転専用で、とにかく遠くをしっかり見たい
- 手元のテキストと、ちょっと離れたパソコン画面が見たい
2. 予備検査
瞳孔距離・裸眼視力・現在お使いのメガネを掛けたときの視力
3. 他覚的検査
何もおっしゃらなくても機械で、おおよその度数が分かります
4. 自覚的検査
仮の枠を使い片眼ずつ、より正確な度数を調べます
5. 両眼視機能検査(当店では両眼視機能検査を必要に応じて、おこなっています)
- 輻輳検査 (眼前の一点に視線を集中させられるか)
- 両眼開放の状態で遠方視力測定 (ポラテスト)
- 両眼開放の状態で近方視力(老眼)測定 (プリズム分離方式)
以上の検査で、斜視だけでなく、斜位を測定させていただきます
斜位とは、両眼で物を見ているとき、ふだんの生活において、斜視のような視線のズレは発生しませんが、
眼を動かす筋肉の上下や左右のバランスに少し問題があるのが、斜位です
日常生活においては ほとんど支障がないのですが、遠視や乱視でもないのに、慢性的な肩こり・眼精疲労をおこしている方、メガネをかけると、よく見えるけど、疲れてしまう・・・
このような場合に多々見られます
測定した結果、斜位があれば、必ず度数決定の目安にしています
必要性がある場合には、プリズム矯正をしたプリズム眼鏡を、お客様と相談の上、作製させていただきます
6. 深視力検査 (大型免許・二種免許の取得 更新時には深視力検査が義務付けられています)
三本の棒の内、中央の棒を前後させ、ちょうど三本が真横に並んだ時にボタンを押す
という簡単な検査ですが、うまく分からない場合は、両眼視機能検査をお勧め致します
免許更新前に当店で事前にチェックして行かれても結構です